あなたの顧客は、すでに「購入する」という判断を下しています。

それにもかかわらず、チェックアウトの段階で、多くのユーザーが立ち止まり、迷い、あるいは離脱してしまいます。

Express Checkout は、ブラウザ上でペイウォールが表示された際に、ネイティブウォレットの購入ボタンをペイウォール上に直接追加します。これにより、顧客は別のチェックアウトページへ遷移することなく、ワンタップで購入を完了できます。

すでに決断したあとで、チェックアウトが顧客の動きを鈍らせる

ユーザーがペイウォールに到達した時点で、ほとんどの仕事はすでに終わっています。
価値を理解し、価格にも納得し、次に進む準備ができています。

ところが、その流れで「別の場所へ移動してください」と求められます。

チェックアウトページの読み込みを待ち、支払い方法を選び、端末がすでに知っている情報を再入力し、すでに下した決断をもう一度確認する──。これらのステップは、信頼を高めるわけでも、価値を明確にするわけでもありません。ただ遅延を生むだけです。

チェックアウトは購買意欲を掻き立てません。最も重要な瞬間に、勢いを削いでしまうのです。

購入をペイウォール上で完結させることで、1ステップを丸ごと削除できる

一般的なWebフローでは、ペイウォールで購入意欲を高めたあと、別のページへ遷移して購入を完了させます。

Express Checkoutでは、意思決定が行われたその場所で購入が完結します。

ユーザーはペイウォール上のネイティブウォレットボタンをタップするだけで、取引は完了します。リダイレクトも、フォーム入力も、「はい」から「支払い完了」までの間に挟まる追加の判断もありません。

この変更により、ファネルから1ページ分が完全に削除され、離脱の機会も複数取り除かれます。これは見た目の調整やコピーのテストではありません。ブラウザにおける購入体験そのものを構造的に改善するものです。

Express Checkout でできること

Express Checkout は、Web 上で表示されるペイウォールに、ネイティブのデジタルウォレット購入ボタンを直接追加します。

このコンポーネントは、ユーザーごとに最適な支払い手段を自動で表示します。たとえば、iOS では Apple Pay、対応する Android デバイスやブラウザでは Google Pay が表示されます。ユーザーがタップすると、デバイスのネイティブな支払いプロンプトが即座に立ち上がり、通常のチェックアウトフローを経由することなく購入が完了します。

モバイルでは、従来のブラウザベースの購入体験よりも、アプリ内課金に近い感覚になります。購入フローの中で最も失敗しやすいステップが、ここで消えます。

設定手順や対応ウォレットの要件については、ドキュメントをご覧ください

Web、App-to-Web、Web-to-App のフローで利用可能

Express Checkout は、ペイウォールが「意思決定の瞬間」になるあらゆる場面でコンバージョンを向上させます。

純粋な Web 流入

ユーザーが広告、SNS 投稿、ニュースレター内のリンクをタップし、ブラウザ上のペイウォールに到達します。オファーを読み、「価値がある」と判断したら、そのままデバイスのネイティブウォレットを使って即座に購入を完了できます。チェックアウトページへの遷移はなく、新しいページの読み込み中に購買意欲が冷めてしまうような“間”もありません。

App-to-Web での購入完了

ユーザーはアプリ内でペイウォールに到達し、購入は Web 上で完了します。直前に下した判断と切り離されたチェックアウトページに遷移する代わりに、オファー内容がそのまま反映されたブラウザ上のペイウォールが表示され、ワンタップで購入できます。体験は「取引的」ではなく、途切れのない流れとして感じられます。

Web-to-App のジャーニー

ユーザーは Web 上でプロダクトを知り、ブラウザ上のペイウォールで購入し、その後アプリへ進みます。プラットフォームをまたぐ体験であっても、購入ステップは高速で馴染みのあるもののままです。ペイウォールは一時的な通過点ではなく、スムーズな入口として機能します。

いずれの場合でもメリットは同じです。ユーザーがブラウザ上のペイウォールに到達したその瞬間、Express Checkout は「今まさに買う準備ができている」タイミングで不要なステップを取り除きます。

標準のチェックアウトは自動的に引き続き利用可能

ユーザーのデバイスやブラウザでネイティブウォレットが利用可能かつサポートされている場合、Express Checkout がペイウォール上に表示され、そのまま直接購入が完了します。

ネイティブウォレットが利用できない場合は、従来どおりの標準的な購入ボタンが表示され、通常のチェックアウトフローへ進みます。この 2 つの選択肢は共存できるため、常に最速の購入経路へユーザーを誘導しつつ、確実に購入を完了できるフォールバックも維持されます。

税金処理、コンプライアンス要件、各種エッジケースはすべて裏側で処理されます。ワンタップ決済が使えない状況でも購入を妨げることなく、可能な限り障壁を低減することができます。

セットアップの詳細、対応ウォレット、フォールバック時の挙動については、Express Checkout のドキュメントを参照してください。

始めましょう

すでに Web で RevenueCat Paywalls を利用している場合は、Paywall Builder から Express Checkout を追加できます。

これから Web での販売を始める場合でも、ブラウザ上でワンタップ購入体験を提供する最速の方法です。既存のプロダクト、トライアル、オファーとそのまま連携でき、変更するのは価格モデルではなく、ファネルの「最後の一歩」だけです。各チームが実験を開始し次第、コンバージョン結果も共有していく予定です。また、この同じボタンは、今後予定されている、より高度な App-to-Web ペイウォールフローへの基盤にもなります。